私の周りの「ユニーク」「変」「おかしい」人たちについての観察日記です。
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10/21
介護専門猟人ホーム
両膝の関節変形症で歩けなくなった姉は、この数年認知症も発症し、ベッドで寝っぱなしの状態になりましたが、本人の希望で、自宅で24時間ヘルパーの世話を受けて生活していました。食事も排泄も自分では出来ません。車椅子も乗りませんから、姉の世界はベッドとその回りの景色だけ。

保護者の立場だった弟(私にとっては兄)が逝き、私が保護者の立場になってしまいました。
古い家で、用心も悪いし、何かあったときに対応が出来ないので、専門の病院に入れたいという成人後見人の意見を入れ、病院を探しましたが空きがなく、探すのを介護専門の老人ホームに切り替えました。見ること二軒目の老人ホーム、娘と私はそこの玄関を出る前に、そこにしようとほとんど決めていました。
娘は、一階の部屋から見える庭の景色に、私はスタッフの態度に好感を持ったからです。

ヘルパーには辞めてもらわなければいけないので、どう切り出そうかと思っていた矢先、彼女が転んで入院し、姉の入所は、見学してから一週間も経たずに、ということことになりました。
嫌だと大騒ぎして、置いて貰えないことを心配したのですが、拍子抜けするほどスムーズに入所しました。
一週間経った今日、本契約に行ってきたのですが、(私の入っているところから歩いて8分の所です)車椅子に乗って、みんなのいる食堂で食事をしています。4人掛けのひとつに座って、4人とも介助を受けているのですが、姉は左手に器を持って右手に箸をもって焼きそばを美味しそうに食べていました。
腰が抜けるほど、ビックリしました。

私達はちょっと大変になったけれど、姉のためには、ほんとによかった!と思っています。

10/14
ハイタッチ
とっても楽しい経験をしています。

1~2年前から駅ビルのガードマンが、すれ違う時に誰にでも、軽く黙礼をするのに気付きました。勿論私にもしていきます。
何度かすれ違ってくると、こちらも彼の顔を覚えますから、きっと黙礼をしていくなと思い、そういう時はこちらもほんのちょっと頭を下げていました。
そうしていると、だんだん彼の様子もわかって、ちょっと頭を下げるから、もうちょっと下げて返礼をするようになりました。
そしてとうとう気持ちだけの頭を下げるのではなく、頷くほど頭を下げました。すると向こうも私ということを判って黙礼を丁寧にしてくれるようになりました。

半年ぐらい前には、お互いに、人に挨拶をする程度の頭の下げ方をするようになってきました。少し笑うのです。
この関係が続いたあと、最近のことですが、その日は凄い雨で、ビルの中は関係ないのですが、外から入った私は、かなり濡れていたので、彼とすれ違った時、思わず「凄い雨ですね」と声を掛けてしまいました。
大柄の彼の体が、一瞬びくんとして、それからいつも通り頭を下げて通り過ぎました。声かけちゃって悪かったかな?

それから何日か後に、エスカレーターで2階に登っていくと、向こうから彼が降りてきました。私を見ると満面の笑みを浮かべて「こんにちは」と言ったのです。
もうお友達ね!
今度はどんな会話が楽しめるのでしょう。
ハイタッチしちゃう?まさか!
彼はどう思っているのでしょうねえ。変なばあさんと思っているかも知れませんね。

人とのこういった交流、良いものを拾ったような感じで、うれしくてたまりません。
10/07
メメント・モリ
プレバトという番組で、海を題材に俳句をということで、海辺で遊ぶ人たちの映像が映し出されました。
ああ、私、もうこんな風に海辺で水着をつけて水につかることは出来ないな、とつぶやきます。

乗り換えの駅で、年なのに生き生きとした男性数人がひとかたまりで向こうから歩いてきます。すれ違う一瞬、私の方を見てみてと思った途端、そんなことが起こるはずがないとうなだれます。
あれもこれも、私には何の関わりもないとしょげます。
こういうとき、パートナーのいる人は幸せだなとやっかみます。

駆け抜けていく足音、私はもう駈けられない。
人生出来ないことばかり、と思った心の中を、待てよの声がしました。海に何度行ったことか、毎年買っていた水着、最後はずっとビキニでしたっけ。若い頃フツーの女なら、誰でも味わう男の視線を幾たび感じたことだろう。
やっと冷静さを取り戻しました。

納得すべきなのです。今は出来ないと思うものは、昔はずっと誰でもが味わってきた歴史があったことを。今輝いている若い人たちも、今を輝いて、到達する老境。
この頃メメント・モリという言葉が頭をよぎります。
「死を忘れる事なかれ」「今を楽しめ」どちらとも訳されるようですが(本来は前者)、死は誰にでも公平です。
09/30
素敵な拾いもの
最近はストレスが多くて、そのせいもあり、いろいろな病気が出現。幸か不幸か、致命的なものはないのですが、じりじりと体が老朽化していくのをますます感じるこの頃です。

最近患った病気でのこと。
その日は連休の初日で、何時もいるホームの先生の代わりに、バイトの先生が担当していました。そういう時、初めてだし、こちらもあまり期待はしていないのですが、出てきたのは、地味目の40代前半の女の先生でした。
こちらの話をきちんと聞いてくれて、それから診察を始めました。
目や喉を診て、首回りを触診、聴診器で胸部・腹部の音を丁寧に聞いています。
そして最後に、こんなことが考えられますけれど、まずは様子を見ましょう。今晩は夜間も私担当ですから、何かあれば呼んで下さい、と言われたのです。

ホームのクリニックの先生達良い先生達ですが、こんなに丁寧な先生はいません。
何だか、昔の「お医者さん」を思い出しました。
今は、いろいろな機器に依存。
でも、今日の先生のような、自分が診るという姿勢大事だと思う。
ちなみにこの先生、普段アメリカ留学中ですって。日本にいるときだけ、当直のバイトをするんですって。
この日、大事なもの拾った気がしました。


09/23
ゲラルディーニのバッグ
デパートに化粧品を買いに行った帰り、気に入ったバッグを見つけ、有り金全部はたいて買いました。

株主優待券を親友から何時も数枚貰います。これを使うと、10%引きになるのですが、支払いが現金のみなので、使うときは現金を持って行くのを忘れないようにしないといけません。
化粧品をまとめ買いして、お茶をしようと歩き出しました。
すると、ふっと私が探しているものにぴったりのバックが目に飛び込んできました。
あまり深くない、軽い、肩から掛けられるというのが条件でした。
仕事をやっていた時には、A5の大きさのもが入るのが必要でしたが、今はパッと出せることが大切です。深いと、いつもバッグの中をかき回して捜し物をしていることになります。

ところが現金がない。4万のものでしたから、優待券で4000円も引いて貰えるものを、カードで買う馬鹿いないでしょう?
出直すことにして、喫茶店に行って、あんみつを食べながら、お財布を調べ、SUICAを入れているケースの中から予備として持っている1000円札を数え、もしかしたらきりきり買えるかなと、もう一度寄ってみました。
店員にも手伝って貰って、やっと買えることになりましたが、帰りの財布には、200円しかありませんでした。

大荷物を抱えて最寄り駅に着き、タクシーに乗ろうと思ったら、200円しかない!
どうしようと思っていたら、顔見知りの運転手さんが手を振ってくれたので、ほっとして乗り込みました。

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