私の周りの「ユニーク」「変」「おかしい」人たちについての観察日記です。
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06/24
ジャカランダ
アフリカの想いだけで自分は生きているような気がします。

朝靄の向こうにライオンの群れを見、乾燥した暑い夏の日は、サバンナのへたり込むような暑さを思い浮かべ、息が苦しい時は、タンザニアの標高が高いロッジを思い出します。
黒人で、いかにもアフリカンらしい人達を見かけると、思わずどこから来たの?とスワヒリ語で話しかけたくなりしますし、蠅を見ればツェツェ蠅に刺された時の痛さを思い出します。
もうこれは切りがありません。まさにアイザック・ディネーセンの「Out of Africa」の心境。

毎年娘に付き合って貰って熱海参りをします。
熱海が街興しのために始めた、ジャカランダを育てて観光客を集めようという企画で、初めはちょろちょろだったのが、今や大きな樹になりつつあり、きれいな紫色の花が見られます。
6月中旬だけですが、最近は、私達以外にも見に来ている観光客が増えました。もっとも、ジャカランダだけが目的なのは、多分私達だけでしょう。

今年も2人とも超忙しいのに雨の中行って来ました。
アフリカのに比べたらショボいジャカランダですが、今年は熱海市の企画も10年近くになり、海辺の街路樹として立派になってきました。その下に佇むと、妙にうれしくなります。
ジャカランダの向こうにアフリカを見えているのです。

死ぬ瞬間、アフリカの地に還れたらいいな。
06/17
普段のこと
歯科に予約があり、雨が降りそうな空を眺めながら出かけました。
傘は持ちましたけれど、バスの乗り降りには、コートにフードを付けておいた方が良いな、と出がけに急いで付けたのでした。
予想通り、小雨が降ってきて、フードをかぶろうとしたら、変。付け直そうとしても、ジッパーがびくともしません。ジッパーが噛んでしまっているのです。仕方が無いので、傘を開いて歯科に行きました。
待合室でジッパーを直そうと、いろいろしていたら、先生が出てきて、やってみましょう、と言ってさっと直してくれました。
歯医者さんだけにかみ合わせを直すのはお上手。

この頃自分がスーパー免罪符をもっているって気づきます。
私達の年齢では、セルフサービスの店を使いこなすのが苦手です。注文してそこでまっている店や、ちょっと離れて待つところが決まっていたり、座って待っていて良いところもあります。店員に訊いてみると、鼻にかかった独特の発音で、返事をされると、聞き取れない。そこで、「え?どうするんですか」と困惑顔で言うと、ちらりとこちらの顔を見て、優しい顔になってもう一度説明をしてくれたり、代わりにやってくれたりになります。
便利なんですけど、これって相手が私を年寄りだと認識して優しくしてくれているんですよね。
確かに楽だけれど、ちょっと悲しい。自分で出来るだけしようと思う。

近所のブティックでセーターが50%引き。少し落ち込んでいる気持ちをもち上げたくて、入りました。たまにいる男の店員。何時も愛想がないけれど、今日は特にそう。
買いそうな客と、欲しいわけじゃないのに入ってきた客を見極めていて、買いそうもない客の所には絶対声を掛けない。
確かに欲しいわけではなかった。でも、定番のセーターを一枚買うことにした途端、彼の張り付いたような顔が、大変身。口角を上げて、こいつこんな顔も出来るんだ顔に。唖然としました。
きもい。愛想ない方がまだましと思いながら、紙袋をぶら下げて帰路につきました。こうして買った物って、今となっては、タンスの中で着られることがないままいじけています。

06/10
楽しい一日
満員電車に乗りました。急行だったので、ぎゅうぎゅう詰め。
駄目かなと思いつつ体を入れると、乗れそう。

高校時代は満員電車の通学が大変でした。
小・中学校は地域の学校でしたし、大学は朝1時限目を履修しなければいいですし、通学に何の苦労もありませんでした。その代わり高校時代は半端じゃない満員電車に乗っていたものです。
しかも痴漢が何時もいて不快でした。高校生で痴漢に遭ったこのとない人っているのかなあ。
降りる駅が終点ではないので、乗るときだけでなく降りるときも「すいません、おりま~す。降ろして下さい!」と叫びながらドアに向かいます。すると、「どうやって降ろせって言うんだ。抱いて降ろせって言うのか?」なんて混ぜ返す乗客までいて。
ある日、友人が新しい靴を履いて来たときのことです。ぎゅうぎゅう詰めの電車の中から二人でホームに降りたって何気なく下を見ると、友人が靴を履いていない。
新しい靴だったこともあり、出てくるときに両方すっぽり脱げて降りてきてしまったのです。
すると、走り出した電車の窓が開いて、おじさんが靴をそろえて差し出してくれました。車内で立っていた私達の前に座っていたおじさんでした。

今日はそんな事を思い出させるような混んだ電車で、やっと乗り、ドアの方に向きを変えようとした瞬間、ドアの方を向いているすごいきれいな男性が目に入りました。
オーラがあって、似ているといえばyoshikiみたいなカリスマ性のあるきわめて美しい人。そこだけ別世界で、見る勇気すらありません。周りもそうらしく、彼の方を見ずにまっすぐドアの方を見ています。ちょっと異様。
何者なんでしょう??

こんな年なのにおかしいのですが、一日なぜかどきどきしていました。
06/03
付き合いの始まりはどこで?
菓子屋なのに、食事時にはうどんを出す店で友人と昼食をし、デザートの和菓子を頬張りました。おいしい。
席を立ったとき、隣のテーブルに座っていた1才ちょっとの男の子がバイバイをしましたので、私もそれに応えました。

その後、駅ビルの屋上でお喋りを楽しみました。
40年もの付き合い、アフリカ旅行で一緒が最初、と思っていたのが違っていて、アフリカ文化についての講演に行って知り合ったとのこと。そうだそうだ。講師は有名なアフリカの研究者でしたが、最初こそ文化の話だったのに後半はスワヒリ語の講義になっていったんでしたっけ。言語学者でした。
もしこの先生に英語を習っていたら、どんなに上達しただろうと思うほどで、私達2人はかなりスワヒリ語にはまりました。それで12回が終わった後、2人でスワヒリ語を習いに行ったのでした。つまり私達はそれ以来の友人なのです。

しばらくすると、さっきの男の子とその親たちが屋上に上がって来て、私達のベンチの隣に集まりました。ビックリしたのは、その子が私を覚えていたことです。そして、おぼつかない足取りで、私達の所に何度も何度も来て、枯れ葉を渡し、またそれを持ち帰ることを繰り返しました。
友人が、「記憶力の良さ、同じ動作を繰り返す、あれだわねえ」と言いました。すごい!私もその病気だと思いました。

職業も性格も違うのに、一緒にいるとさわやか。たのしい。
9才年下のこの友人との50年の友情ありかな?ありかも。
05/27
ウィッグ
ウィッグを着けたことがありますか?
私あります。
長い髪をそのままにして、少し茶色がかったショートヘアのウィッグを。25才ぐらいの時でした。娘を産んで少し髪が茶色になった、という理由をこじつけましたが、実はやってみたかった。
当時は随分めずらしい方でした。でもすぐにあきましたから、ずっと長い髪でした。
ところが、アフリカ旅行にはまると、何日も髪が洗えない、或いは洗えても出てくる水が褐色だったりして、長い髪はもてあまします。
それで、ちょっと短くしてみました。
次は更にちょっと短く、という風にし、今の超短いのが定着し、長かった髪を知る人は少なくなりました。
今、長い髪のウィッグを着けたら、変化があって楽しいでしょうが、短髪にしてしまうと、「長い」ことイコール「重い」「煩わしい」になり、着ける気にもなりません。

一年ぐらい前に入ってきたPさん、ブティックを経営していたとかで、ユニークなおしゃれをする人です。一番目立つのは、髪です。
短髪できれいな茶髪に白のメッシュが入っていて、おしゃれだなあ、と思っていたら、ある日メッシュなしの茶髪になっていました。メッシュ止めたのね、と思っていたら今度は黒に。同じ形なのでわかりにくかったのですが、全部ウィッグらしいと気づきました。
先日エレベーターの中で「いくつお持ちなんですか」ってきいてしまいました。
20個ぐらいとの返事。20個だって!
同じ形で、洋服や気分によってウィッグの色を変えているんです。
おしゃれ。

でも、クローゼットを開けると、ずらりと色違いのウィッグが並んでいるなんて、ちょっと怖いかも。
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